海から山へ(JR最高地点を目指して…) (part5)



 再び、野辺山駅に戻ってきました。
駅前のお土産物屋で、土産を買い、駅に入ります。いよいよ名古屋へ向けて帰ります。
 駅のホームには、面白い記念撮影版がありました。

しばらくすると、16時32分発の小海行きの普通が到着しました。
やはり、ここで、半分以上の乗客が降りていきました。
 自転車で運動したので、先ほどの土産物屋で、この瓶ジュースを購入しました。
「高原のしずく・ブルーベリー味」(370円)です。ブドウジュースです。
さすがに、味が濃かったですね。
 車内は、清里や野辺山でたくさん観光客が降りたので、ガラガラで快適です。
足を伸ばして過ごすことにします。
 列車は、だんだんと下っていくのですが、まだまだ高原野菜畑が広がっております。
高原野菜は、駅弁で賞味済みですが、本当にお勧めですね。
 こういう風景を見ると、日本の原風景と言った感じですよね。
こういう日本的な風景がすごくわたくしは、好きですね。
 だんだんと高度が下がってくると、今度は、川沿いを走行します。
これは、千曲川です。長野県では千曲川ですが、新潟県に入ると、信濃川となります。日本で一番長い川ですね。
 下界に下りてきました。
17時08分、 小海(こうみ)駅に到着です。ここで、向かい側のホームに停まっていた、小諸行き普通に乗り換えです。
小海線は、すべてがキハ110系です。
 待合室は、ごらんのように、ふるさとの待合室とかいてあります。
ここにふるさとがある人って、本当にいいですよね。自然がいっぱいで住んでみたいですね。

17時12分、定刻通り発車しました。
 小海駅を境に、高原列車という名前が消えます。
乗客には、帰省で帰っている、女子大生の姿が多く目立ちました。しかし、この辺りに故郷があるのは、本当にいいですよね。

17時42分、中込駅に着きました。小海線では、一番大きい駅です。駅舎も広く、駅の構内もかなり広いです。また、車両基地もあり、主要地点らしいです。
 中込駅には、ヘッドマークが掲げられていました。
武田信玄号。このあたりにあると、説得力がありますね。

中込駅を出ると、もはや高原列車のイメージは無く、住宅がたくさん広がり始めて、都市への列車という様相に変わります。
 17時59分、佐久平(さくたいら)駅に着きました。
ここは、長野新幹線の乗換駅ですが、ちょっと変だと思いませんか?新幹線のホームのほうが下にあるんです。
普通は、新幹線のほうが上にあるか、同等の高さにあるのですが…
 駅に停車すると、東京行きのE2系新幹線「あさま」が到着しました。
ここからでも、長野へいけますが、それだと小海線全線制覇が出来なくなるので、ここでは乗り換えません。普通の人なら、乗り換えますが…
E2系を見たのも、久しぶりです。
 18時14分、 小諸(こもろ)駅に着きました。ここから、第三セクターのしなの鉄道に乗り換えて、上田駅まで行きます。

18時24分発の115系の長野行きは、浴衣姿の女性などで混雑してました。また、部活帰りの女子高生は混雑した車内で、駅そばの丼を持ち込んで食べていたのには、驚きました。

わたくしたちは、空いたボックス席がないので、仕方なく、カップルのボックス席に邪魔することにしました。それにしても浴衣姿が多いので、どこかの祭りでこんなに混雑しているのであろうとは、思っておりました。
そのカップルの会話を聞くと、上田で花火大会がある、という話を聞き、これは、上田駅は大混乱だろうなぁ…と不安になってしまいました。




[次へ]

[戻る]

[旅日記トップへ]

[トップページ]